【イベントレポート】実践者に聞く、学校オンライン化の進め方

目次


なぜ緊急イベントを開催したのか?

2020年5月30日、緊急イベント[実践者に聞く、学校オンライン化の進め方]を開催いたしました。

2020年、教育の転換期が一気に押し寄せてきました。近いうちに転換期がやってくるーーそんなふうに感じていた方はいたとしても、こんなにも一気に押し寄せてくるとは予想だにしなかったのではないでしょうか。

日本の学校におけるICT使用率はOECD最下位。そんな現実の中、学校現場でのオンライン化ニーズは急速に高まり、ホットワードになっています。一方で、オンライン化を進めようにも、色んな規制や同僚の抵抗、教員のICTリテラシーの問題など、さまざまな理由で進められないという声が多く聞こえてきます。オンライン化の導入に代表されるように、休校期間中の学校のあり方によって教育格差が拡大しつつある現状に、我々は懸念を抱いています。コロナの収束には時間がかかると予測されており、今後も第二波、第三波がくることを想定した学校運営を考えていかねばなりません。

そこで今回、緊急事態宣言を機に学校現場のオンライン化を推し進めてきた教員の方々にご登壇いただきました。

申込開始からわずか1日で申込者数が定員を超えるなど、教員の皆様の関心の高さがうかがえました。

イベント内容

新型コロナに伴う特別休校から学校のオンライン化を進めてきた4名の現役教員をお招きして、オンライン化に際しての「壁」をどうのように乗り越えたのか、オンライン上でどのように学習指導を行なっているのかについて具体的にご紹介いただきました。

● 第一部「学校オンライン化への取り組み紹介とオンライン時代の教員の役割とは?」

:教育委員会、学校の色んな制限の中、3名の先生方はどのようにんリーダーシップを発揮し学校のオンライン化を進めていったのについて具体的にご紹介いただきました。

● 第二部「オンラインでの授業実践(体育・生物編)」

:藤原先生の体育科、菅野先生の生物の授業実践についてご紹介いただきました。

● 第三部「質問会」

● 第四部 「エデュケーショナルコーチングミニマム体験会」

:学びにICTが浸透していくほどに、これまでティーチングに偏ってきた教員の役割にファシリテーションやコーチング能力が必要となる場面が増えてくると予想されています。(※知識の伝達(ティーチング)はICTが得意とする分野であり、現状オンライン上に学習コンテンツは豊富にあります。)

イベント最後にはエデュケーショナルコーチング の体験セッションで子どもたちの意欲を引き出すコミュニケーションをご体験いただきました。

感想

参加者からいただいた感想の一部をご紹介します。

・苦労を共有できる内容だった。

・話を聞いていただけて本当に心が軽くなりました。

・オンライン化だけでなく学校で何か始めようとする際の流れが分かった。

・(エデュケーショナルコーチング の体験セッションは)興味がありすぎて不完全燃焼です。これだけに特化した講座を受講したいです。

・どうやってスキルアップするかという「壁」よりも、使わせてくれない「壁」や無理解の「壁」をどう突破するか(してきたのか)というお話を、もっと聞きたかった。

また、「#ひとが育つ環境をととのえる」をミッションとして活動されている、NPO法人SOMAの瀬戸さんからはイベントに対して熱いメッセージをいただきました。

先日はHALOMYのイベントありがとうございました。大変面白かったです。
先生達の実践はおひとりおひとりの頑張りがよく見えるものでした。教育プログラムは本当に人依存だなという思いを新たにしました。やはり「何をやりたいか」がはっきりしているかどうかが大きな差を生みますね。それがないと、ChromebookもG-SuiteもMS Teamsもそれを使うのが目的化して、意味をなさなくなるということだとおもいます。

最後のコーチングセッションがとても良かったです.
人の話を聞いたり、質問したり(時に問い詰めたり)する立場のひとは、自分の話をじっくり聞いてもらうという経験をあまりしていません。自分の話を誰かに語るなかで「何をやりたいか」がより明確に、具体的になってくるという経験ができずにいます。教員という立場にあるとなかなか人に自分の話を聞いてもらうことができず、上記のスパイラルに陥りがちに思います。今回のようなコーチングセッションを教員トレーニングにうまくとり入れられると、自分のイメージをより明確に伝えられる先生がふえるのではないかと思います。

碓井さんの剛腕ファシリテーションが素敵でした。あの時間に収めたこと、すごいことです。お疲れさまでした。

*NPO法人 SOMA https://www.nposoma.org/

次への一歩

HALOMYとしては、出来る事のひとつとして学校のオンライン化を進めようとしている高校へのWi-Fiの貸出プロジェクトを開始しました。

家庭の事情等、なんらかの理由で通信環境が準備できない生徒に、HALOMY契約のWi-FI通信端末を学校を経由して貸し出します。

これにより、生徒がオンラインの学びに触れる機会を得ることは勿論ですが、「生徒全員が通信環境をもっていない」という障壁をなくすことで、学校のオンライン化にドライブがかかっていくことを期待しています!

本プロジェクトは、貸与に係る費用の一部をクラウドファンディングにて募集しております

主旨に賛同いただけましたら、ご支援いただけますと幸いです!

どうぞよろしくお願いいたします。

【クラウドファンディング】Wi-Fi貸し出しプロジェクト:
https://www.socialventurecrowd.com/projects/100?locale=jp


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